What I lerned at Medical School

たまきが医学部に入って学んだこと!

クリティカルシンキング:批判的思考とは

こんにちは。たまきです。

critical thinking(クリティカルシンキング):批判的思考

について書いていこうと思います。

 

そもそも批判的ってどういうこと?

「批判」とは、否定や非難とは異なる意味を持ちます。

人間の知識や思想・行為などについて、その意味内容の成立する基礎を把握することにより、その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。 引用:三省堂 大辞林

つまり批判とは、物事を深く理解し、複数の視点で吟味をするということです。

 

クリティカルシンキングとは

直感や習慣的な判断・思考ではなく、 自分が気になったこと、感情が動かされた物事などについて、

一度立ち止まって もっと分かろうとじっくり考えていくことです。

 

  ところで物事を時間と労力をかけて深く考えることは、何に役立つのでしょうか。

 

クリティカルシンキングは何に役立つの?

単純には、物事を深く考え、吟味するように意識をすることで知的に成長することができます。

必ずしも正しい答えがあるわけではない問題について深く考察をしていく中で、

問題発見、問題解決能力を身に付けることができるのです。

そして、他者の意見を無下に扱わず、他者を尊重した態度を取ることができるようになるため、

今までよりも人間性が豊かになり、人としての温かさも向上させることが可能です。  

 

クリティカルシンキングを身に着ける方法

批判的思考を鍛えるためには、日々意識しながら生活していくしかありません。

簡単に、批判的思考を自分のものにするために普段から意識すべきことを挙げてみます。

自分と違う意見を持つ人の話をよく聞く

自分とは異なる意見を持つ人の話をよく聞くことで、自分にはない価値観に触れることができ、

物事を多面的に見ることができるようになります。

 

自分と疑問に思うことが異なる人の発言もよく聞く

自分と疑問に思うことが異なる、と言われても難しく聞こえるかもしれませんが

「この人ってなんでこんなことが気になるんだろう?」

と思うことは日常生活の中で誰しもが経験したことがあると思います。

自分には一見理解しがたく、そんなの当然だなどと決めつけたくなるような質問に対しても

話をよく聞き、その人の立場に立って考えてみましょう。

  疑問に対して立ち止まったり、人に質問をしたりすることは 人に対する非難や反発ではありません。

ましてやじっくり考えることは怠惰ではありません。

物事をより深く知りたいと感じることは、成長への第一歩です。